26年前の写真
「和くら」の工事写真が出てきました。
道路に面して建っていた蔵を、
現在の駐車場の広さ分、曳家しました。
建物がそのまま動く様は、たとえ数メートルであっても、
圧倒される程の記憶を今でも保ちます。
基礎石が重量だった為、全て取払い、
和くらのエントランスに使用しました。
現在、壁にある石は、元の蔵を再現する為に作っています。
当時は、日田に曳家の職人のおじいさんがいらっしゃいました。
現在では、伝統業界の例に漏れず、技術の伝承や人材の不足、
需要の確保等の問題が提起されています。
26年前の写真です。