竃と柚子の年中行事

11月中旬。
霜が数回おりたこの時期に、柚子を収穫し、絞ります。
何度か霜を経験した柚子の方が香りも強く味もいい。

絞り汁は、和くらで使用する1年間分。

絞った後の柚子は、種、甘皮、皮の3つに分けます。

種は、米焼酎とホワイトリカーに漬け込み「化粧水」に。
甘皮は、数日分の「入浴剤」として。
そして、皮は5ミリに切り、竃で炊いて「ゆべし」にします。

これは、先代から続く、和くらの隣の後藤家の年中行事です。

明治からの黒光りしたタイル貼りの竃(かまど)。
今でも現役です。
火を見ていると、いろんなものから解かれてrelaxします。


今から仕分け作業


原木の柚玉は種が大きい


どんどん炊きます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です