吉例:初冬の実り-和くらの「柚べし」

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毎年11月の終わりごろから12月初めにかけて、中津江村の柚子が届きます。
絞り汁は、和くらの「柚子酢」「柚子たれ」「柚子ドレッシング」になり、
果肉は「入浴剤」に、種は秘伝の「化粧水」に、皮は「柚べし」になります。

和くらオーナーの後藤家は明治20年の建物で、中庭に面した土間には
年代物の方(くど)=竈(かまど)があります。
そこで四代に渡り、作り続けられた後藤家の「柚べし」レシピ。

・中津江村からコンテナ単位で到着する柚子。
・絞り、汁と種と果肉と皮に分け、一晩水につけてから、方(くど)に火を入れ、
柚子皮を入れます。
<ちなみにここで使われる火種は、和くらの一年間分のお箸。
お疲れ様の意味も込めて、最後のお役目です・・・。>
沸騰したらざるの上の布にのせ、漉して水を切り、
後は鍋で水あめと減糖で長時間弱火でことことします。

かまどは、釜をおく場所の意味ですが、その昔は生活の中心となる火所として、
家や家族自体を表象するものともされました。
家や家族をかまどや煙を単位として数える風習もあり、
今日でも家を建てることを「かまどを起こす」、
破産することを「かまどを返す」、分家を「かまどを分ける」などというそうです。

後藤家も、後世に引継ぎ大事にしたいものの中でも、
一番は「竈」だそうです。

歴史を実感させてくれる、初冬の和くら隣の後藤家です。。。

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