ヤマキチ後藤家建物見学ツアー
大分県日田市・・・大分県西部に位置し、福岡県と熊本県に隣接します。豆田町と隈町を起源とし、江戸幕府の直轄地「天領」がおかれ、九州にある幕府領の中心地として発展しました。
明治時代より「ヤマキチ」という屋号で材木商、製材業を営んでいました当家。水力発電を利用した電気が日田で初めて入ったのもヤマキチ製材所でした。
日田で一番の製材所として林業界に名を馳せ、昭和天皇巡幸の際は、当家の2代目である後藤豊三郎が、ヤマキチ製材所を案内しています。
豊三郎は、明治20年(1987)に主屋を建て、孫娘(康子)が誕生した大正3年に名工・大木平蔵の御殿雛一式を購入、孫(昇平)が誕生した大正6年に土蔵(現・和くら)を建てました。
主屋は妻入入母屋造桟瓦葺、土蔵造り、角屋を表と奥に出し、間に坪庭を設けています。
今回、この明治20年築の母屋の建物見学ツアーを催します。
「ヤマキチ後藤家と和くら」は平成20年「登録有形文化財」に指定されました。
うちに限らず、日田には、このような古い建物が点在しています。
これらの建物のひとつひとつに、それぞれの歴史があります。
このままでは「ただそこにあるもの」になってしまう。古い建物について知ってもらい、この活動を広げていきたい。
平和で優しい微笑みをたたえ、みなさまをお迎えする「天領ひたのおひなさまつり」の時期に合わせて、いつもより多くの方と一緒に、この建物を歩いて回ろう、という企画です。
「ヤマキチ後藤家のおひなさま」もご案内いたします。
見学の後は、隣接する和くらのデザートとコーヒーでごゆっくりおすごしください。
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・料金1500円
<見学後、和くらのケーキ、コーヒー付>
・所要時間:50分程
・場所:13:20に和くらの第一駐車場集合
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連絡先:大分県日田市隈2丁目4ー13
和くら 古田嘉寿美
0973-24-2728